2013年6月1日土曜日

段ボールについて思っていることをズラズラと

 最近、段ボール箱をみていると「およそ何kgfまで耐えられるか?」が分かる、そんな無駄な特技が身についてきました。先日も圧縮試験してたら、ほとんど予想と変わらない数字連発で、「俺って天才!」なんて勘違い(笑)まぁ、この業界で私程度のキャリアがあれば、大抵の人はできることだし、そもそも生活には何の役にも立たない特技だしねぇ。

 プロダクトデザイナーの喜多俊之氏が関わられている段ボール関係のプロジェクトで、こんな記述をみつけました。

ー「ただエコだから」というわけでは決してありません。ー

段ボール=エコ、この図式は業界内の人なら、頭の中にある図式。しかし、これに疑問をもつユーザーも増えてきました。また、様々な技術開発で「段ボール以外(特にプラスチック系)もエコ」という状況になりつつあります。にもかかわらず段ボール=エコ」の図式から逃れられないこの業界、果たして未来はあるのか!?(笑)

 個人的には段ボールのインテリアや雑貨については「何だかなぁ?」というイメージを持っていました。「他の素材と比較して、軽いのは大きなメリット。でも、大して安くもないし、強度もイマイチ。特に子供用に『汚れたり壊れたら簡単に捨てられるから』という理由で買い与えるなんで最悪だぜ!」と。

 そんな考えに少し変化が訪れたのは、「かえっこバザール in KOBE by チャイルド・ケモ・ハウス」というイベントに、段ボール製ベッドを提供させてもらった時でした。子供がベッドの上で、飛んだり跳ね回ったりしていたんですが、後でバラしてみると、全く壊れる気配なし。今にして思えば「そういう事態も想定して、壊れないように計算して設計」したから壊れなくて当然なんですが。使う場所さえ間違えなければ、段ボールも良い素材なんだな、うっすらそう思えるようになりました。


とは言え、私個人としては今でも、子供が常用する家具等に段ボールを使用するのは反対です。玩具として与えるならともかく、家具等は木製でも金属製でもいいんですが、しっかり長持ちするものを購入して、ものを大切にする心なんかを伝えてあげて欲しいんですよね。「どうせすぐ大きくなるんだから……」なんて思わずに。

 そんなこんなで段ボールについて、すこし見直してみることにしました。やっぱり色々作って、自分で使うのが一番かな。ということで、手始めに以前作ったペン立てを手直しして再作成。ちょっと遊べそうなところを見つけたんですが、材料が無いので今日はここまで。ちなみに写真で色が変わっている箇所は、貼りがずれてしまったところです(笑)


以上、取り留めのない文章で失礼しました。

|;´・ω・`|ゞ スンマセン

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