2012年1月20日金曜日

ソフトフォーカス

以下は数年前のブログであるが、
最近また必要になった方法であるため、
思い出す意味で転載してみた。

ま、知ってる人には、どうってことない内容ですが。


※※※※※※※※※ 以下本文 ※※※※※※※※※


基本的に私はソフトフォーカスは使いません。
が、たまにそういう写真を撮りたい時(結婚式とか)もあるわけで。
そのためだけに専用レンズを買うのは勿体無いし、
だからと言ってフィルタ買ってもなぁ……
……という訳で自作することにしました。


さて、フィルタ等を使用せず、
ソフトフォーカス撮影する方法なんですが。
要するに前玉(かプロテクター)が、
うっすら汚れてるというか曇っていれば、
簡易なソフトフォーカスが実現できるわけなんです。
そしてその方法ですが、
ご存知無い方のために紹介しますと、
次の4つの様な方法があるわけです。


  1. ストッキングをレンズに被せる
  2. プロテクターにリップクリーム等を塗る
  3. 息を吐きかけて曇らせる
  4. PPをレンズの前に被せる


【1.ストッキングをレンズに被せる】
が今回は良いですかね。
色を変えたりすると雰囲気も変わるそうですし。
試すのがなかなか面白そう!


さて、その1.ですが、普通にやるとこうなります。


薮田織也のプロが教える女性の撮りかた講座


いや、これは結婚式じゃ非常にまずいですね。
間違いなくつまみ出されますって(笑)
ソフトフォーカスとしての効果は問題なくても、
花嫁さんの笑顔がひきつるのは間違いなし。
やむを得ん、フィルター枠も自作じゃ。


準備するものは

  1. ストッキング
  2. 厚紙
  3. 段ボール
  4. 両面テープ
  5. ボンド

以上、5点です。


この中で最も肝心なのは【1.ストッキング】
調べてみると、Christian Dior 製の黒、
これがカメラマンの間で大人気だとか。




「色々試しましたが、安物とは得られる画質が違う」


ですって。

問題は近年製造していないらしいこと、
また仮に売っているのを見つけたとしても、
非常に高価な点です。
フィルタ、買える値段なんですよねぇ……
プロの方々も、すごく大切に使っているそうですよ。


そんな感じで困っていた所、
ある写真家のコメントが目にとまりました。
写真家・森園みるくさんのインタビュー記事です。


「これはキメが細かく、肌触りが良い」


確かにネットでの評判(あくまでも履き心地)を調べてみると、
「履き心地が抜群に良い」であるとか、
「安物とは全然違う」といった感想が多いです。
つまり『履き心地が良い』ストッキングを探せ、
そういうことですね。


うーん、では履いて試しますか!?


もちろん私が履くんじゃありません(笑)
知り合いの女性Yさんにお願いして、
数種類のストッキングをプレゼント、
後日履き心地を聞いてみることにしました。

さて、最終的に選ばれたストッキングは……

o(>ロ<o) (o>ロ<) o
ドコドコドコドコドコドコ..........
o(>ロ<o) (o>ロ<)o
じゃーん!



『Leg Avenue 0907』に決定しました!

Yさんのコメントです。
「私がいつも使っているのより、抜群に履き心地がイイ☆」
だそうです(いらん情報やな)

というわけで、フィルタが完成しました。



早速実写テスト撮影してみましょう。
(しかも本番の結婚式で←おい!)




ちょっと豪快にソフトフォーカスをかけ過ぎましたね。
絞り・露出補正・ストッキングの色等々、
まだまだ試してみないと、安定して使えないなぁ。